肩こり・腰痛改善寝具
眠りの診断書始めました
オーダーメイド枕を作るお店を選ぶ時の5つのポイント
枕で最も重要なのは正しい寝姿勢の状態に身体が安定することです。他人が薦めた良い枕を買っても必ずしもあなたに合うとは限りません。通販で買うならある程度には高さ調整が可能な枕を買うといいでしょう。現状は、来店が可能であるなら体型が違う人ごとに合わせて枕を調整するオーダーメイド枕が最も眠りの改善が期待できる枕と言えるでしょう。
オーダーメイド枕を勧める理由として、枕は靴のサイズやメガネの度の様に実際に自分の体に合わせてフィットさせることができるからです。合わない靴やメガネを使用すると靴擦れを起こしたり頭痛になったりするのと同様に枕も合わないモノを使用すると睡眠への弊害が発生します。 ですので、直接お店に作ってもらいに来店できるならオーダーメイド枕を選ばれると良いでしょう。但し以下のポイントに注意しないとオーダーメイドと言えども家での使用感がお店の時と違う場合があります。
当店でもオーダーメイド枕をお作りしているのですが、上記のポイントを非常に重要視して調整を行っています。というのも最近、他店でオーダーメイド枕を作ったけれども持ち帰って使ってみると合わないと言った事でご相談に来られるお客様が増えてきたのがその理由です。 自分の体に合わせて作ったオーダーメイド枕が実際に家で使ってみると合わないという現象が何故起こってしまうのでしょうか?我々が分析して導き出したのは下記の点でした。
枕は敷寝具の上で使うものですので、調整時に自宅で寝ている敷寝具に硬さが近い環境で調整をしてもらわないと家で使うと合わないのは当然です。しかし敷寝具をお客様ごとに入れ替えることが大変なため多くのお店では行っていません。 でも、家で寝た時に店の時とは違う違和感を感じる最も大きな原因の一つです。
お客様は自分に合っていない枕で長年寝ていたため、寝姿勢にクセが付いてしまっており、家で自分なりに寝ると間違った寝姿勢で寝ようとしてしまいます。 そのため、本来正しく調整できている枕に違和感を感じてしまうのです。ですので、調整と共に正しい枕の使い方や寝姿勢を寝ている状態で説明してくれるかどうかも非常に重要です。
この場合は、寝姿勢とは根本的に違うのですがお客様ごとに硬さや感触に好みがあるので、好みに合った素材をお店が準備しているかも非常に重要です。お好みの硬さの素材が無いと、慣れるまでに時間がかかったり、違和感を感じ続けたりすることになってしまいます。
この場合、これが最も難しい事例です。睡眠の知識がなくとりあえず眠りの改善の一歩としてオーダーメイド枕を作られたのですが、そもそも根本の原因が枕ではなく敷寝具にある場合も多くこの場合は枕を変えても改善されることはありません。 これを見分けるにはスタッフにかなりの眠りの知識が必要です。枕を作る前に実際の眠りの現状などを細かく聞いてくれるかどうかを基準とするといいでしょう。
当店では上記のポイントを実践して皆様をお待ちしておりますので 京都に足を運べる方はぜひ当店、京都八田屋にお越しいただけると幸いです。 全国から多くのお客様が京都観光ついでにご来店いただいております。
京都から離れたところにお住いでご来店が難しい方に
当店では、お客様の身体にぴったり合う枕を作るオーダーメイド枕をオススメしています。しかし、中には近くにお店がない、京都は遠いなどのお声も頂いております。そこで、ベッドマイスター自ら海外で探しだした二種類の枕をご紹介します。この枕は寝心地や感触もさることながら、お客様が自宅で自ら調整ができる枕です。自分に合った高さに合わせられるので、ネットでご注文頂いても安心です。二種類共に当店以外ではほぼ手に入らない枕ですので、ぜひ眠りの先進国のヨーロッパの安眠枕をお試しください。
こちらの動画で正しい枕の使い方を見て寝姿勢に合わせて調整してくださいね
失敗しないムートンシーツの選び方
ムートンシーツって何?
ムートンは主に羊などの毛皮で作られた製品の総称でシーツやラグ・カーペットなどに用いられます。ここではシーツについて説明します。ムートンシーツについて詳しく見てみる
なめした皮ごと加工しているため本来のウールが持つ保温性に優れ、 ムートン独特のさらっとした肌触りを持っています。これは優れた吸湿性によってもたらせています。また耐久性も非常に優れており、ブラッシングなどのメンテナンスを行うことで長い間お使い頂くことが可能です。
そして、羊の毛は部位によって毛の密集度が違います。数匹の羊の同じ部位の毛皮を繋ぎあわせることで一つのムートンシーツに仕上がるのです。 そのため、希少な部位の毛皮で作られたムートンシーツほど高額になります。
※国内ムートン工場の様子・・・オーストラリアから届いた毛皮をムートンシーツに加工していく様子です。この様に国内で一つ一つ丁寧に加工されています。
京都八田屋が眠りのためにできること
ムートンは元々毛皮製品としてラグ・カーペット、コートのファーなど、高級品に使われている場合が多く、一般的にもそのイメージがあります。敷寝具として登場したムートンシーツも殆どが数十万から2百万程度するものもあります。その後、価格破壊の波からムートンシーツにも2万円程度の安価なものが登場しました。(これらの中には粗悪品もあり、見極めが非常に困難です)そのため、現在では一言でムートンシーツと言っても2万円から200万円と言うケタ違いの価格の開きがあります。これらの中から自分に合った製品を選ぶのは困難を極めることでしょう。
我々は、まずは金額を考慮せず純粋に「寝心地に必要な要素を基準」に様々な価格帯のムートンシーツを確認し、寝心地を損なわないレベルの製品をエントリーモデル、スタンダードモデル、ハイスペックモデル、エクセレントモデルとして選び出しました。もちろん高価なものは文句なく寝心地のことも考慮されていますのでご紹介していますが、純粋に敷寝具として十分寝心地の良くなる条件を満たしながら品質・価格共にお勧めしやすい製品もご紹介しています。
何故ムートンを寝具に?
そもそも、この高級素材であるムートンを敷寝具として利用するのはどの様なメリットがあるのでしょう?そして睡眠にとってどんな効果があるのでしょうか?
まずは、敷寝具で睡眠時に重要なポイントを見てみましょう
ムートンシーツ選ぶ時に押さえておきたいポイント
- ポイント1 価格帯
- ムートンシーツは一頭の羊の毛皮からできているのではなく羊の特定の部位を選び出して縫製して繋ぎあわせて出来上がっています。 高級なムートンは羊の毛皮の中で最も高品質で希少な部位のみを選んで繋ぎあわせています。そのため、一枚のムートンシーツを作るために何十頭もの羊が必要となります。
- この意味を考えるとき、牛肉やマグロの部位などで考えるとわかりやすいと思います。高級なムートンシーツはブランド牛の上ヒレや本マグロの大トロ部位を集めて作られているようなもので、どの品種のどの部位の毛皮を使用しているかでその金額は変わってくるのです。
- ポイント2 毛の密度と長さ
- 寝心地良い敷寝具に必須の条件の一つとして腰や背中、肩などに負担をかけない耐圧分散性であるとお伝えしました。この条件に必須なのが毛の密集度です。羊の毛皮は品種や部位によって毛の密集度が違います。この毛の密集具合で身体の沈み込みが変わります。
- また、密集度が高いほど毛の長さを長めにカットしても真っ直ぐ上に向かって毛並みが揃い、身体に押し潰されることもありません。その為、毛の一本一本が身体を優しく支えてくれるので身体に負担をかけない「宙に浮いたような」寝心地となるのです。
- 一平方センチ辺り3000本以上、毛の長さは25mm以上が敷寝具としてのムートンシーツに適した基準点です。
- ポイント3 毛のちぢれ(クリンプ)
- 寝心地の必須条件として寝返りの打ち易さもご説明しました。これには敷寝具に弾力性があって実現します。ラグやカーペットに使用されているムートンは手触りがさらっとして同じ方向に流れるような毛並みで大変感触が良く気持ちがいいです。しかし、これらとムートンシーツに使われている毛皮の特徴が大きく違うところがあります。それが毛のちぢれです。この毛のちぢれがバネの役割をして優れた弾力性を持ち、身体を支えるため寝返りが打ちやすく、寝たきりの方の床ずれの防止にも効果を発揮しています。
ベッドマイスターの解説
いかがでしょうか?ムートンシーツそのものは、敷寝具の素材として大変優れています。ですので、敷寝具選びの候補としてムートンシーツを選択肢に入れることは理にかなっています。 ただ、ムートンシーツも値段の高いものが良い、とりあえず価格の安いものを買うなどの選び方をしないでください。 あくまでも寝心地という観点から選ぶことで失敗しない買い物をするように心がけましょう